ヨガ日記&整体ひやねin沖縄

日々の出来事や気付いた事などをアップしていきたいと思います。

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てぃーだブログ

旅日記

「旅日記」霧島温泉。楽しいはずの旅が最悪の事態に…。

数年に一度の大寒波で、あちこち大変なことになっている。ここ沖縄でも風が強く、今朝のジョギングはやめることにした。朝ヨガが始まるまで、珈琲を淹れてゆっくりと過ごすことに。

外はまだ薄暗く、ビュービュー吹く風音が、
温かくて苦い珈琲の味を一層ひきたててくれている。

先日2泊3日で、鹿児島へいるおばあちゃんに会いに行ってきました。帰って来てすでに一週間以上も経つというのに、旅日記を書く気にならない…。

今回は娘も一緒で(夫と3人)。一番の目的は、おばあちゃん(義母)を愉しませること。

と、同時に私たちも楽しむことの出来る旅。
だったはずなのに…。

天候にも恵まれ計画通りの旅。
初日、機窓(きそう)からの眺めは、まるで、雪のよう。
ふわふわ積もる雪の中を走ってるようで、童心のようにわくわくと眺めていた。

「旅日記」霧島温泉。楽しいはずの旅が最悪の事態に…。


しかし…。しかしなんなんだ。このスッキリしない気分は? 最終日にそう感じていたのは、勿論、わたし一人だけだった。口数が少なくなる私に夫が、
「大丈夫?眠れてないでしょ?運転代わろうか?」
と、言ってくれるのだけど、とにかく今は運転に集中して気持ちを落ち着かせたい私。言いたいことはあるけれど自分でもよくわからないこのモヤモヤ感。とりあえず寝不足で体調不良ということにした。

それもそのはず。私はニ晩寝てない(眠れてない)のだ。
霧島温泉では、久しぶりに会う家族と一緒に過ごすほうがいいだろうと思い、家族部屋(4人部屋)をとっていた。これまで、義母のいびきなど聞いたことも無く、想像したこともなかった。上品で物静かな義母なのだ…。

「わたくし、イビキなんてかいたことございません」
背筋を立て、自信満々に物申す義母。
「あはは、おばあちゃん凄いいびきだったよお〜」
と娘が言ってくれるかと思ったら、
「そうだね、おばあちゃんかいてなかったよ、大丈夫。ありさもぐっすり眠れたよ」
と、父娘共が気を遣っているのだから、嫁の私がジョーダンでも言えたもんじゃあ〜りません。
「いやぁ〜すごいいびきでしたよ、お義母さん、あはは」
と冗談一つ言ってガス抜きぐらいしたかった私。

眠い、頭がガンガンしてきた。でも笑顔だ。笑顔で頑張れわたし。この旅のミッションを思い出せ!
「愉しませる」
誰を? 義母をでしょ。

「旅日記」霧島温泉。楽しいはずの旅が最悪の事態に…。


「旅日記」霧島温泉。楽しいはずの旅が最悪の事態に…。


「旅日記」霧島温泉。楽しいはずの旅が最悪の事態に…。


「旅日記」霧島温泉。楽しいはずの旅が最悪の事態に…。


こじんまりとした古い温泉旅館だった。ギシギシ音のする箱形の階段は昭和初期のまま⁉︎ 懐かしさと古さを漂わせながらも、館内は清潔で、行き過ぎたサービスが無いところがいい。ほっといてくれてるようで気持ちの良いサービス。星空を満喫できた露天風呂は最高であった。

1日目 えびの高原→霧島温泉(清流荘)

2日目 桜島→フェリーで鹿児島市内→義妹夫婦と夕食

3日目 知覧武家屋敷→知覧特攻平和会館→
日帰り絶景温泉「たまて箱」→義妹家→
    →帰路(鹿児島空港)
    
「旅日記」霧島温泉。楽しいはずの旅が最悪の事態に…。


「旅日記」霧島温泉。楽しいはずの旅が最悪の事態に…。


桜島は、北岳・南岳の2つが合わさる複合活火山で、今も噴煙を上げ灰を降らせている世界的に珍しい火山。
高さ1,117メートル、周囲約52キロ、面積約80キロ平方メートルで、大正3年の噴火では大隅半島と地続きになったという。驚きだ!それほど大量の溶岩が流れ落ちたのだろう。桜島を車で1周してみた。驚いたことに、海沿いの大型ホテルが3軒とも廃墟化していた。割れた窓ガラス、屋根の一部が落ち、とても危険な状態である。霧島温泉周辺でもたくさんの空き家があったことを思い出した。
沖縄だったら直ぐに外資系などが買取し、新たなホテルへと生まれ変わるのになと思った。空き家問題が囁かれているが、地方ではこんなことになっていたのか、とはじめて実感した。



「旅日記」霧島温泉。楽しいはずの旅が最悪の事態に…。


「旅日記」霧島温泉。楽しいはずの旅が最悪の事態に…。



「旅日記」霧島温泉。楽しいはずの旅が最悪の事態に…。


「旅日記」霧島温泉。楽しいはずの旅が最悪の事態に…。


「旅日記」霧島温泉。楽しいはずの旅が最悪の事態に…。



270年前に建てられた武家屋敷集落は江戸時代中期から現存し、伝統的な枯山水の庭園や琉球文化の影響を受けているそうだ。肝心な写真が無いが想像して頂きたい、茅葺き屋根が並ぶ、風情豊かな通り(小京都とも呼ばれる)だ。

途中、庭掃除をしていたご老人に、夫が声をかけた。
「現在もお住まいなんですか?」

「はい、そうですよ。僕は神戸で働いてましたが、退職して実家を継ぐことにしたんです、何と言っても200年続いてますからねー、僕も82歳になるんでこの後どうなるかそれが問題です」

「維持管理費はどうされてますか?」と私も聞いてみた。

「今は、市が出してくれてます。市と契約しておられる庭師の方がいましてね。また電線やら石垣やらにも規制がありまして、自由に家をつくりかえることが出来ないんです、でもまあこうして毎日掃除ができて、健康に良いんですよ」

しばらく話を聞いて、ありがとうございます、と言ったら、「いや、まだまだあります、あと少し僕が案内いたします」と、なんと親切なお爺さんである。私たちは、彼に導かれるように、観光客の通らない路を案内され、お爺さんの幼馴染の家に連れていかれ(今は住んでない上の写真)、
長〜い昔話を聞かされることになる。この右側の方が親切で話好きなムッシュである。あはは。

「旅日記」霧島温泉。楽しいはずの旅が最悪の事態に…。


義母は86歳だが、足腰は丈夫で頭もしっかりしている。今は娘夫婦と鹿児島で同居していて、お節介なほど面倒見の良い義妹。見習いたいぐらいだ。

おばあちゃんの手を引いてあげる娘。車への乗り降りは、夫がドアを開けてくれるまで動かない義母。
「財布も保険手帳も何んにも持ってこなかったよ」と平気で言っていることに違和感をもつ私は、「お姫さまのようにゆっくりしていいよ」と、嫌味のようにでてしまう始末。
いや、違う。自分で考えることも気遣うこともなくなってしまった義母の姿が哀しいのだ。

いやいや、違うだろ。寝不足の私は自分の思考が都合よく流れるよう変形した回路に、鞭を打つ。

優しくない、自分のほうが問題だ。
私の出番がないくらい、気の利いた態度をとる夫に嫉妬していた。褒めて欲しい、認めて欲しい、この旅の企画は私なんだから…。でもそんな気持ちなどひた隠しに、笑顔で振る舞うことに疲れたのだ。帰りの飛行機では、一言も喋らず、帰ってからも、何か言ってやりたいけど言えない。

でも、数日してから気持ちも落ちつき、冗談一つで言ってみたつもりだったのだが、、、。

「あなた、マザコン? もしかしてマザコンでしょ⁈ 」
にゃっ笑。

「なにっーーーマ・ザ・コ・ン!!!!!」
誰が???

今日も最後まで読んでくれて有難うございます。
ちょっとした事が原因で、大喧嘩に発展することってありますか? 次から次へとお互いの自我がでてきて、最初の原因は何だっけ?となることって。私たちは一年に一度ばかりこんな事態に発展してしまうのです。日頃からのガス抜きって大事ですね。元の鞘に収まった今だから、文章化してみましたけどね笑。進行中のときには書けません笑笑

日常に起こる出来事、小さな点と点を繋いでいく、そこを見落とさず、自分らしい人生を形にしていく…。そんなことを、毎日のヨガや日記をつけることで気付けるようになりました。自分らしさとは何か。いまいち分からない動けないあなた、いっしょにはじめませんか。まずはヨガからでも…。

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浦添教室ヨガ
月水金曜日 20:30〜22:00
土日曜日 7:30〜9:00

整体ひやねサイト
浦添ヨガ リビングヨガ豊見城 お寺ヨガ
http://www.seitai-hiyane.jp/yoga.php

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09097839659 ひやね(電話、もしくはCメール(24時間受付) )

























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プロフィール
SeitaiHiyane
SeitaiHiyane
50代からの身体づくりをテーマにヨガ教室を運営しております。料理、ヨガ、旅をテーマに、日々の気づきを「ヨガ日記」として綴っております。

1970年、南城市出身 豊見城市在住。
『思い込みからの解放』をテーマにyogaをはじめる。
2008年 木村 慧心のもとで3年間『ヨガ療法士養成課程』を修める。
2012年 乳癌の宣告を受け、リハビリ中に大きな気づきを得る。
『もっと自由に自分らしく、そしてアクティブに生きる』ことをモットーに、アシュタンガyogaの練習を始める。現在、アクティブなヨガとセラピーyogaを実践中です。