旅日記
ひとり旅を終えて
山岳地帯のサパでは、少数民族の子供たちが生活のために、手作りのブレスレットやバックなどを売り歩いている。片言の英語を使いながら(もちろん自分よりだいぶましな)をどこで覚えたのだろうと感心する。
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初の一人旅、確かに不安もあったが、結論からいうと最高な旅の挑戦ができた。旅での自信と知識の幅は、今後先への心の豊かさになりました!
旅での出会い、思いがけない事がある驚き!
良か悪にでるかはその時の感覚!
感覚に委ねる感性が旅の醍醐味のような気がしてならない。
旅を計画し始めた時から、イメージしていたことが現実に起こり得る事に直面すると、騙されるのではなかろうかとか、もしや願いが叶ったのかな!
などの場面が多かったハノイでの日々でした。
知らない地理、文化、環境に触れ、好奇心をおさえきれず、身体が突き進みたい衝動に動かされ、湧き出すアドレナリンが込み上げ歓喜が爆発する体験は、これこそ旅の中毒なのでは…。
マンネリ化した日頃の生活のなかで、チャレンジすることを怠ったり、目標を持ち続けられなくなる中年男にとっては、旅に行こうと決めた時からアドレナリンが活性化してくるのである。
一人旅において、私の知人などは、まっさきに警戒する。行動に移せないという、中年男達特有の弱みがあるように思だ。
やはり、人生経験値から発言したり思い込んだりしてしまうのだろう。
「行動に移せないんだなあ」と、思う私も、実は、そうだったんだと、自分をふりかえる。
今回、感じたのは一人旅をされている方が、結構いるもんだなぁという事。大学生から、ご年配の方々。近くはハノイから、それからロシア、ラオス、チェンライ、ミャンマーからであったりする。
今は、世界中の情報や、アクセスが手軽に入る環境がある。ひと昔前のひとり旅とは違うのだと思う。
旅で出会った方々ともっともっと会話したかった。語学力がある人が羨ましい。
向こう先決められた数年の人生で、あとどれだけ行けるかわからない。
もっと行きたい!
行ける範囲内であれば、時間を作ってでも赴きたいと思う心境である。
なぜならば、この60兆個の細胞がもっともっとと、欲しているから…。
子供達(若い人)に感じてもらいたいのは、日本だけではなく、とらわれた、常識だけではないということ。いろんな国があり、言語があり、顔だちがあり、何ら偏見なく、世界の人たちと話せる喜びを楽しんで欲しい。そんな大人になって欲しいと思う。
ハノイから、台湾経由の中で!
平成31年3月19日
比屋根直樹