だれでも自分の子どもには、創造性のある夢を持てる人間に育ってほしい。

できれば、自分もそうなりたいと

多くの人が、願っていることでしょう。




歴史に名を残すあの天才達。

ゴッホ、モーツアルト、ニュートン、キリストやムハンマドなど。


これらの天才たちの人生を見てみると、

画家ゴッホは、自分の耳を切り落として、あげくの果ては、自殺したといわれてます。


万有引力の発見者である、ニュートンは、懐中電灯を卵とまちがえて

しまうくらいの放心家で、晩年は精神病状態におちいったようです。




つまり天才とは、社会への適応を犠牲にして創造を成し遂げる人。


そんなことを聞くと、


そこまではどうも・・・

わたしはごめん・・・

という、気持ちになってしまう。




「天才と狂人は、紙一重」ともよく聞く言葉です。




ところで、極めて高度の創造性を発揮する天才の創造性ってなんだろう？



それは結局、天才といわれる人たちは、

「他の人たちが考え付かないことを考え、他の人たちの見えないものを見る」

ということに尽きるのだと思います。




小田　晋さん　「暮らしの心理学」では、



独創的な仕事や発見を成し遂げた人たちは、その瞬間を、まるで自分の外部から、あるいいは

神様から与えられたもののように

感じることが多いようです。


心の病気が創造性とつながりをもつのは、

幻覚や、夢と現実の相互の入り混じりの起きやすい体質や、自分の世界に

閉じこもりやすい傾向と関係しているようです。


つまり、こういう人たちは、自分の心の奥底の無意識に近いところにいて、そこにあるものが

意識の表面に浮き上がってくるのです。


無意識の中から浮き上がってくるイメージや観念は、芸術作品として表現されれば、

人々の心に不思議な衝撃や感動を与えるのです。




そういえば、
科学やビジネスの世界でも、実は意識されるちょっと手前のところででてくる結論や商品がヒットしてるように
思われます。




では、生まれつきの「天才」とはとても言えない私たちが、自分なりの創造性を伸ばし、新しいことを考え、新しいものを創り出すための
方法とはなんでしょう？



まずは、ありきたりの観念（思い込み）をはずす。

次に、「瞑想によって自分の心の奥底にあるイメージを引き出す」こと。




創造性を高める身体の状態の基礎とは、


脳波の活動状態を変え、脳波の周波数を少しおそくすること。

脳内の麻薬物質といわれる「エンドルフィン」と「ドーパミン」の濃度を少し上げること。

だといわれてるそうです。



中国古代医学では、人間の心身をつかさどるのは、「気と風」。

この気を自分でコントロールしようというのが、気功です。

気功については、すでに全国八大学の気功研究所で、脳波のアルファ化や、エンドルフィン値の上昇、記憶力の増進、芸術的創作の
活発化といった効果が確認されてます。


気功の

やり方としては、呼吸法と体操と瞑想の組合わせです。

ヨガや坐禅とも、共通しているということです。



瞑想に入ったら、イメージ能力を高めていき、自分の問題点を目の前に、流れ図や、設計図のような感覚で
思い浮かべてみること。

このやり方で、欠けていた構想の部分が補われたり、ばらばらだった考えが整理されて、浮き上がってくることがあります。



そこまでいかなくても、記憶力や直観力をたかめることは、どうも確かなようです。

との事です。







わたしの精一杯の創造力”

イタリアンシェフによる料理教室で・・・。

アンチョビソースのサラダ



Ｙｕｋｏ　ｈｉｙａｎｅ