母なる大地のように人は「心の広い人間になりたい」と言う。どんな困難をも受け入れて、温かい心を持ち、みんなから愛されたい。
思うことは大事で、まさにその通りだ。
私が、大空をみて元気になるのも、海を見に行くのが大好きなのも、自分にはない何か大きなものに包まれ、安心したい、ほっとしたいからだろうと思う。
ということは、自分が小さな存在だということを知っているからだ。
海を見に行くのは、心を癒すためじゃない。小さな自分を納得させるために行ってるのだと思う。

どんなに努力してもできない事がある。一方で努力してる様に見えないけど、簡単に事を成す人がいる。
自分では頑張っているはずなのに更に頑張っている人がいる事を知り自己嫌悪に落ちる時もある。

10年前に描いていた素晴らしい未来はどこにいったのだろうと思うことだってある。
結婚をし、子育てにおわれ、あれやあれやと月日だけが経ってしまい、まあまあ幸せだけど、なんだろうね。この空虚感みたいな…。
小さな人間が人と比べたり、情報を仕入れすぎたりしたとき、必ず起こる空虚感だろう。こんな日は海を見に行ったらいいね。もしくは原点に戻ることも忘れてはならない。






ヨガ教室を始めたころ、知念岬で新年の外yogaを開催していた。
日の出と共にヨガをし、清々しい年を迎えようという思いがあった。目の前に広がる海の向こうは、神の島（久高島）だ。
久高島が孤高として浮かんでる姿に、思わずひれ伏したくなる。その心で皆で太陽礼拝をしたかったのだ。
SNSが今のように当たり前じゃなかったので、一枚一枚チラシを配って、ポスターをコンビニに張らせてもらい、いろいろな人の協力があって、１００名くらいの人が集まってくれた。
ひれ伏したくなるような謙虚な思いが私を行動させたのだ。

ひれ伏したくなるような謙虚な心というものは、小さな人間を人間らしくさせてくれるんだと、今朝、大海を見ながら悟ったのです（笑）。




海からの帰りに、クレソン畑によってみました。
山からの湧き水が流れてくるこの地域では、昔の田んぼから、今では、クレソンを栽培する農家へと変わってきたそうです。
この畑を始めて４０年になるという具志堅さんは、昔、ブラジルに渡った知人から苗をもらってはじめたそうだ。
一日１５０袋をスーパーへ卸し、業務用を農連市場へもっていくそうだ。時季にもよるだろうけど、農業で得る利益は決して多くはない、労働時間からすると、もう少しあってもいいのになと思う。もしかしたら、別の収入源があるのかもしれない。人のことをいちいち心配してというか考えてしまう私の悪い癖だ（笑）。おい！私、人のことより自分の心配をしろ。余計なお節介だ。やれやれ。
でもまあこうして、こつこつと農業をしてる人がいるから、新鮮な野菜が店頭に並んで自由に食することができる。本当にありがたい。

夜、クレソンと山芋を使った、お焼きを作った。
山芋を、おろしで荒く千切りにして、刻んだクレソンを混ぜ、塩と片栗粉を入れ、ごま油をひいたフライパンで香ばしく焼く。
これが、ヘルシーでビールによく合う！ぜひ、お試しください。また動画をアップいたしますね。





香草（パクチー）やネギなどでも美味しいです。
中はもっちりと、外は香ばしくカリッとしていて、醤油とレモン汁につけて食べると、うぅーー旨い





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