ヨガ日記
曇り空、やる気のない一日。
鬱々と原因もなく、やる気のまったくでない日がある。
原因がわかることなら、対処のしようもあるはずなのだが、昨日のように原因不明の鬱々した気分は、やっかいだ。
外は雨が降りだし、外出する気もしなければ、料理する気もしないので、先日かりてきたDVDを観ることにした。
好きなフランス映画をみた。
舞台はノルウェー。寒々とした冬のノーベル賞受賞者の物語だった。ノーベル賞をとった老年の夫婦がありありとリアルに描かれているのはいいが、老年生活をリアルに見せられ余計に心がやられ暗くなった…。
夜、湯舟にお湯をため浸かっていたら、いつもの時間に、主人が帰ってきた。お風呂からでて、ソファーに座り「今日はどうだった。」と、いつものように会話をした。
「この歳になると、いろいろ考えるんだよね。親父のことやお袋のことも。そして自分のことも。もしも俺に何かあったら、こうしてくれる…」とか、ああして欲しいなとか、その為に今やっておかないといけないんだ。みたいな会話になった…。
「俺たち自営業だから、給料が保証されてるわけじゃないし、ボーナスがあるわけでもないし、社会保険もないし、有給休暇もないし、自分の肉体とガッツだけで続けるしかない仕事だしね」と言った。
いつもの会話なのだが、鬱々とした日の私には、ずっしりと重く感じた。
翌日は晴れた
昨日の気分を引きずらない為にも、朝一で、行きつけのカフェに行った。
このカフェに通いだしてから3年、私はこのカフェの名前が気にいり入ったのだった。
「カフェmont-saint-michel(モン-サン-ミッシェル)」。
ヨーロッパ旅行から帰ってきたばかりだったので、フランスにある、あの世界遺産の一つモンサンミッシェルの名がついた店名に好奇心で引き寄せられたのだ。店内はJazzが流れ、天井から吊り下がったランプと、パリの写真が飾ってある。5人ほど座れるカウンター席と、テーブル席が4つ。奥にソファー席がひとつ。私のお気に入りは、このソファー席だ。
大手チェーン店のカフェとは違い、純喫茶カフェに近い。
パソコンを開き仕事をしてるサラリーマンや、勉強をしてる学生がほとんどいない。散歩がてら寄りましたみたいな人たちが、カウンターでコーヒーとともに本を開いている。
カフェラテを注文して、いつもの席についた。
すると、ご高齢の女性がわたしのところに来て「こんにちは。」と言った。先日、空港で見かけ私から声をかけたので、覚えてくれたのだ。私も「こんにちは」と言った。
しばらくして、店員さんが私の注文したカフェラテを運んで来て「これ、どうぞ。お土産です。」とクッキーを出して言った。「先日、母の付き添いで、ルーブル美術館に行って来たんです。」
「えっ、パリに行ってたの?」
「はい。母が趣味で絵を描くので、私はその付き添いでした」
「ありがとう」と言ってから私は彼女の名前を知らないことに気づいた。言い換えれば、名前を知りたくなった。
カウンターの奥でいつも読書をしてるお爺さんがいる。
彼が席を立ち、私と目があった。「oui(ウイ)」とお爺さんが言った。私は聞き違いかと思ったが、今度ははっきりした声で「Oui」と言った。彼は今、フランス語の勉強をしているそうだ。今日もコーヒーとともにフランス語の勉強をしていたのだと言った。
近所のカフェなのだけど、世界は広いのだと思った。
もう歳だから、とか、歳とるのは嫌だっ、と思っていた昨日の自分は何処へ行ったのやら⁇
世界はどこまでも広く、私はまだまだこれからよ、よろしく。みたいな…気分になった。
夜ヨガ。
「先生、私、インドに行ってヨガを学びたいんです。もっともっと挑戦してみたいんです。どこまでできるか試してみたいの。」
66歳になった幸子さんが、言った。
幸子さんの歳まであと16年。私も16年後そういうふうに言える何かがあるだろうか。
「凄いよね、幸子さん」私は心からのエールを送った。
リビングヨガ豊見城 (要予約)
19日 日曜日17:00〜19:00
26日 日曜日17:00〜19:00
水、木曜日 10:30〜12:30
¥2000
浦添ヨガ(無料体験有り)
月水金曜日 20:30〜22:00
土日曜日 7:30〜9:00
2月9日 日曜日 お寺ヨガ首里 安国寺
7:30〜9:00 (¥500)
駐車場有り
整体ひやね 浦添ヨガ リビングヨガ豊見城 お寺ヨガ
http://www.seitai-hiyane.jp/yoga.php
ヨガお問い合わせ
yoga2712@icloud.com(24時間受付)
09097839659 ひやね(電話、もしくはCメール(24時間受付) )
原因がわかることなら、対処のしようもあるはずなのだが、昨日のように原因不明の鬱々した気分は、やっかいだ。
外は雨が降りだし、外出する気もしなければ、料理する気もしないので、先日かりてきたDVDを観ることにした。
好きなフランス映画をみた。
舞台はノルウェー。寒々とした冬のノーベル賞受賞者の物語だった。ノーベル賞をとった老年の夫婦がありありとリアルに描かれているのはいいが、老年生活をリアルに見せられ余計に心がやられ暗くなった…。
夜、湯舟にお湯をため浸かっていたら、いつもの時間に、主人が帰ってきた。お風呂からでて、ソファーに座り「今日はどうだった。」と、いつものように会話をした。
「この歳になると、いろいろ考えるんだよね。親父のことやお袋のことも。そして自分のことも。もしも俺に何かあったら、こうしてくれる…」とか、ああして欲しいなとか、その為に今やっておかないといけないんだ。みたいな会話になった…。
「俺たち自営業だから、給料が保証されてるわけじゃないし、ボーナスがあるわけでもないし、社会保険もないし、有給休暇もないし、自分の肉体とガッツだけで続けるしかない仕事だしね」と言った。
いつもの会話なのだが、鬱々とした日の私には、ずっしりと重く感じた。
翌日は晴れた
昨日の気分を引きずらない為にも、朝一で、行きつけのカフェに行った。
このカフェに通いだしてから3年、私はこのカフェの名前が気にいり入ったのだった。
「カフェmont-saint-michel(モン-サン-ミッシェル)」。
ヨーロッパ旅行から帰ってきたばかりだったので、フランスにある、あの世界遺産の一つモンサンミッシェルの名がついた店名に好奇心で引き寄せられたのだ。店内はJazzが流れ、天井から吊り下がったランプと、パリの写真が飾ってある。5人ほど座れるカウンター席と、テーブル席が4つ。奥にソファー席がひとつ。私のお気に入りは、このソファー席だ。
大手チェーン店のカフェとは違い、純喫茶カフェに近い。
パソコンを開き仕事をしてるサラリーマンや、勉強をしてる学生がほとんどいない。散歩がてら寄りましたみたいな人たちが、カウンターでコーヒーとともに本を開いている。
カフェラテを注文して、いつもの席についた。
すると、ご高齢の女性がわたしのところに来て「こんにちは。」と言った。先日、空港で見かけ私から声をかけたので、覚えてくれたのだ。私も「こんにちは」と言った。
しばらくして、店員さんが私の注文したカフェラテを運んで来て「これ、どうぞ。お土産です。」とクッキーを出して言った。「先日、母の付き添いで、ルーブル美術館に行って来たんです。」
「えっ、パリに行ってたの?」
「はい。母が趣味で絵を描くので、私はその付き添いでした」
「ありがとう」と言ってから私は彼女の名前を知らないことに気づいた。言い換えれば、名前を知りたくなった。
カウンターの奥でいつも読書をしてるお爺さんがいる。
彼が席を立ち、私と目があった。「oui(ウイ)」とお爺さんが言った。私は聞き違いかと思ったが、今度ははっきりした声で「Oui」と言った。彼は今、フランス語の勉強をしているそうだ。今日もコーヒーとともにフランス語の勉強をしていたのだと言った。
近所のカフェなのだけど、世界は広いのだと思った。
もう歳だから、とか、歳とるのは嫌だっ、と思っていた昨日の自分は何処へ行ったのやら⁇
世界はどこまでも広く、私はまだまだこれからよ、よろしく。みたいな…気分になった。
夜ヨガ。
「先生、私、インドに行ってヨガを学びたいんです。もっともっと挑戦してみたいんです。どこまでできるか試してみたいの。」
66歳になった幸子さんが、言った。
幸子さんの歳まであと16年。私も16年後そういうふうに言える何かがあるだろうか。
「凄いよね、幸子さん」私は心からのエールを送った。
リビングヨガ豊見城 (要予約)
19日 日曜日17:00〜19:00
26日 日曜日17:00〜19:00
水、木曜日 10:30〜12:30
¥2000
浦添ヨガ(無料体験有り)
月水金曜日 20:30〜22:00
土日曜日 7:30〜9:00
2月9日 日曜日 お寺ヨガ首里 安国寺
7:30〜9:00 (¥500)
駐車場有り
整体ひやね 浦添ヨガ リビングヨガ豊見城 お寺ヨガ
http://www.seitai-hiyane.jp/yoga.php
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09097839659 ひやね(電話、もしくはCメール(24時間受付) )