ヨガ日記&整体ひやねin沖縄

日々の出来事や気付いた事などをアップしていきたいと思います。

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てぃーだブログ

ヨガ日記

読書でリフレッシュ!(原田マハ たゆたえずとも沈まず)

梅雨ですね。
湿った空気で、心までもが悶々としてます。

こんにちは。

ひやね 優子です。

実は先日、大ゲンカをしてしまいました。
(旦那さんと)。

原因はいつもおもいもよらない些細な事。

「売り言葉にかえ言葉」が度をこしてしまったとき
沸々としてた感情が爆発してしまうのです。

コントロールすることのできない感情が先走り、
相手を傷つけるような言葉がどんどん出てくるんです。

この頃には、自分が何を言っているのかさえも、わからなくなって
きているのに、相手の鋭い言葉だけは、しっかり
と受け止め、自分の胸に突き刺すのです。
お互いに…。

2~3日、目を合わさない日が続くと、時間が経つにつれ、
怒りから孤独、悲しみへと感情が変化していくのがわかります。
その感情のうっとうしく重たいこと。

そのような悶々とした感情に疲れたとき、
眠れなくなったとき、わたしは本を開くのです。

天才画家ゴッホの孤独な一生を描いたアート小説。

誰もが、知っているゴッホの結末なのだけど、
どうしてこんなにも泣けるのだろうというのが、
不思議なくらい引きずり
込まれてしまいました。

「たゆたえずとも沈まず」 原田マハ

時代には早すぎた天才画家とその弟テオの
愛情と葛藤に、胸がしめつけられるのです。
そして、至るところから立ち上がる美しくて寂しげなパリの香り。
読書でリフレッシュ!(原田マハ たゆたえずとも沈まず)
読書でリフレッシュ!(原田マハ たゆたえずとも沈まず)
読書でリフレッシュ!(原田マハ たゆたえずとも沈まず)


ところがなぜか、泣くことが嫌ではない。
喧嘩をしたり、叱られたり、転んだりで、痛い
思いをしたりして泣くのは全部嫌な
ことなのにどうして本を読んで、泣
くのは嫌じゃないのだろう。

嫌などころか、泣くと分かっていながら
進んでページを開く。
さらには、ゴッホやテオのことを散々
心配して同情して、涙を流しても、
ぐっすり眠れる。
そのことが不思議だなあと思います。

「悲しい」というのは辛いという意味だけではなく、
もっと複雑な感情らしい。

本を開くというのは、あっちの世界へ行いったり、
こっちの世界へもどってきたり、自由にい行
き来できるのがいい。

天才画家の決して共有できない孤独が、これでもかと
いうほどに描かれているが、しかし読み終えてみると
何か、孤高(ここう)なものに触れたような気持ちが残っている。

その孤高こそ、天才という存在の持つ孤独
だと思った。

偉大な孤独に浸り、19世紀のパリの街に
タイムトリップしたおかげで、どうやら
悶々とした、わたしの気持ちも
落ち着いてきた。



整体ひやね
http://www.seitai-hiyane.jp/yoga.php

















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プロフィール
SeitaiHiyane
SeitaiHiyane
50代からの身体づくりをテーマにヨガ教室を運営しております。料理、ヨガ、旅をテーマに、日々の気づきを「ヨガ日記」として綴っております。

1970年、南城市出身 豊見城市在住。
『思い込みからの解放』をテーマにyogaをはじめる。
2008年 木村 慧心のもとで3年間『ヨガ療法士養成課程』を修める。
2012年 乳癌の宣告を受け、リハビリ中に大きな気づきを得る。
『もっと自由に自分らしく、そしてアクティブに生きる』ことをモットーに、アシュタンガyogaの練習を始める。現在、アクティブなヨガとセラピーyogaを実践中です。